県が2022年度の新政策発表

 県は5日、2022年度新政策と予算編成方針を発表した。

 「ポストコロナ時代に挑み、和歌山を飛躍させる」をキャッチフレーズに「新しい世界で飛躍する和歌山」と「飛躍を支える基盤づくり」の2本柱。新しい世界で飛躍する和歌山では9月にデジタル庁が設置されたことなどを踏まえ、わかやまデジタル革命推進プロジェクトとして「DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタルによる変革)和歌山」を推進。県庁内にDX本部を立ち上げ、県内市町村を含むあらゆる分野でのDXを強力に進める。ほか▽ポストコロナ時代の産業支援で創業者の発掘・育成、資金提供や取引先の案内▽和歌山版遊休農地リフォーム化支援事業▽観光周遊のデジタル化▽和歌山へ人と企業を呼び込むための戦略的な施策展開▽発射場を核とした宇宙・ロケット関連産業やIR(統合型リゾート)誘致など新たな産業の育成――などに取り組む。

 飛躍を支える基盤づくりではコロナから暮らしと経済を守るため、地域医療体制を堅持し、事業者支援と雇用対策としてオンラインを活用した就活情報の発信力強化、高校生向け就活サイトの新設などを進める。ほか▽子育て環境の充実で3子以上の修学奨励金などの支給対象拡大や子供食堂のネットワーク化▽高齢者が介護を受けることなく自立した生活が送れるよう運動機能の改善などを図るサービスが受けられる体制整備▽聴覚障害児支援中核拠点の設置▽次代を担う人材育成でスタンフォード大学との遠隔講座による実践的な英語教育や宇宙教育▽防災・減災対策として道路、河川のカメラ画像や航空測量データなどICTを活用した施設管理の高度化▽文化の継承で近代美術館、紀伊風土記の丘での収蔵品データベース化――などの施策がある。

 予算編成方針は「財政の健全化を確保するため、スクラップアンドビルドや事務事業の見直しを徹底し、既存事業はマイナス5%のシーリングを実施。投資的経費は事業効果や緊急性などを精査しつつ、全体としての投資が財政健全化の妨げとならないよう努める」としている。

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