基準地価 印南の住宅地は上昇率トップ

写真=価格上昇率が県内トップとなった印南町印南地内の住宅地

 県は22日、今年7月1日時点の基準地価調査結果を公表した。県全体の平均変動率はマイナス1・3%で、1991年から31年連続のダウン。下落率は昨年から横ばいとなった。日高地方では調査28地点のうち、選定替え1地点を除く26地点で下落、1地点で上昇。上昇地点は印南町印南の住宅地で、プラス0・8%の変動率は県内トップとなった。

 県地価調査は国土交通省が毎年1月1日時点で公示する地価とともに、地価の公的評価体系をなすもので、民間の不動産取引や相続税評価の目安となる。県内の調査基準地は213地点あり、うち宅地及び宅地見込み地211地点、林地2地点。宅地及び宅地見込み地の内訳は宅地208地点(住宅地154、商業地46、工業地8)、宅地見込み地3地点。前年からの調査継続202地点のうち、価格上昇は2地点、横ばいは30地点、下落は170地点。

 住宅地の平均変動率はマイナス1・4%で、前年と同じ。最高価格(1平方㍍当たり)は和歌山市吹上4丁目6番10「吹上4―2―36」(和歌山城南)の19万4000円で、9年連続。価格上昇の変動率トップは前年から基準地点に追加された印南町大字印南字菖蒲谷2763番16の2万4500円で、上昇率は0・8%。役場南東の高台で、津波浸水の被害がなく、高速道路ICなども近い便利な場所。価格ダウンの変動率トップは有田市港町字葭原793番46の2万6100円で、下落率は3・3%。津波被害が懸念される地域となっている。

 商業地の平均変動率はマイナス1・2%で、前年から0・1㌽拡大。和歌山市内などでは新型コロナで土地需要が減ったことなども要因となっている。最高価格は和歌山市友田町5丁目50番外(JR和歌山駅前)の44万2000円で、23年連続。商業地の価格上昇地点はなし。価格ダウンの変動率トップは串本町串本字中地生1735番91外の3万2200円で、下落率は3・9%。

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