県人権の花コンテストで地元2校最優秀

県人権啓発活動ネットワーク協議会の第39回県小学校人権の花運動写真コンテストの審査結果が発表され、日高川町の寒川第一小学校(高台浩校長)とみなべ町の高城小学校(夏目和敏校長)が最優秀賞に選ばれた。

子どもたちが中心となって花壇やプランターで育てた花を競うコンテストで、花の栽培を通じて「思いやりの心」を育んでもらおうと開催。花と児童を一緒に撮影した写真が審査対象で、咲き具合や子どもたちの表情、栽培への取り組みなどを評価している。今年は116校の応募があり、最優秀賞10校、優秀賞40校、奨励賞66校を決めた。日高地方からは最優秀賞の寒川第一、高城のほか、優秀賞に4校、奨励賞に6校が選ばれた。

寒川第一小は、初の最優秀賞で、花壇やプランターで咲き誇る赤や白などのチューリップに囲まれ笑顔いっぱいの児童が写った写真で応募。同校ではチューリップをはじめ、マリーゴールド、ヒマワリ、ニチニチソウなど季節の花で学校の玄関を彩り、地域住民らも花が咲くのを楽しみにしている。このほか、ゴーヤの緑のカーテンやたくさんの野菜の栽培もしており、11人の児童が2班に分かれ交替で水やりを行っている。今回はプランターに700個のチューリップの球根を植え、5年生の奥村愛結さんは「球根から育て、きれいな花が咲いてくれてうれしかったです」と話していた。

高城小学校は毎年応募しており、最優秀賞は4回目の受賞となった。4年生以上の生徒7人でつくる「放送・栽培委員会」が中心となってプランターや学校の花壇で花いっぱい運動に取り組んでいる。土づくりからスタートする本格的な活動で、梅の剪定枝を焼いて炭にして土に混ぜるなど土壌改良から始まり、秋には種まき。苗にすると、今度はプランターに植え替え、休憩時間や昼休みも利用し、毎日当番を決めて草引きや水やりを行っている。パンジーやナデシコ、キンセンカなどさまざまな種類の色とりどりの花を咲かせ、毎年卒業式や入学式で会場を彩っている。このコンクールには1年生9人が満開の花と一緒に笑顔で写した写真を応募した。

花いっぱい運動だけでなく、児童や教諭の誕生日に誕生花と花言葉を紹介する取り組みも行っていることも評価された。委員の西唯斗委員長(6年)とメンバーの清水楓生君(同)、舩山美波さん(5年)は「土づくりが大変だったけど、きれいに花を咲かせられて、一番いい賞に選ばれてうれしいです」と話した。

日高地方の優秀賞、奨励賞の受賞校は次の通り。

【優秀賞】清川、稲原、川原河、笠松【奨励賞】上南部、野口、名田、志賀、内原、印南

写真=寒川第一の受賞写真

写真=高城の受賞写真

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