夏の火災に要注意

 「福岡・久留米市の駐車場で車を焼く火事があり、乗っていた1歳の男の子が、意識不明の重体となっている」。先日、朝のニュースに背筋に冷たいものが走った。映像を見ると、黒煙とともに激しく上がる炎。車の原型がわからないほど、激しく燃えている。

 報道によると、現場はディスカウントストアの駐車場で車1台が全焼したほか、隣に止まっていた別の車にも延焼。全焼した車には4歳と1歳の兄弟が乗っており、兄は自分で逃げてけがはなかったが、チャイルドシートに乗っていた1歳の弟が意識不明の重体、助けようとした母親も軽いやけどを負った。母親は子どもたちを残して「エンジンをかけたまま車を離れた」と話しているという。原因は調査中で続報は出ていないが、被害に遭った子どもがかわいそうでならない。

 冬になると空気が乾燥し、火災が発生しやすくなるが、夏場も注意が必要。盆時期のろうそくや線香ほか、夏に活躍するエアコンや蚊取り線香、冷却スプレー、そしてバーベキューや花火による火災もあり、あらゆるところに火種はくすぶっている。

 インターネットで調べると、久留米市のケースは原因が分かっていないが、夏の日差しが強い時期は車両火災に要注意。虫めがねの役割を果たしすペットボトルや高温による発火の恐れがあるモバイルバッテリーの放置は危ないという。長時間にわたり車を離れるときは▽窓を3㌢ほど開けておく(雨が入らない程度)▽フロントガラスにサンシェードを置く▽危険な物は車内に放置しない――といった対策が重要。火の取り扱いに注意し、火災を予防、楽しい夏にしよう。(笑)

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