国体成年女子バレー 悲願の本選へ燃える和歌山チーム

写真=本選出場へ燃える酒本選手㊧と芝田監督

 9月25日開幕の「三重とこわか国体」出場を目指す成年女子バレーボールの和歌山チームは、今年もVプレミアリーグの名門東レ・アローズ元主将で御坊市役所職員の芝田安希さんが監督を務める。選手では、今年3月に和歌山信愛高校を卒業、現在は大阪大谷大学女子バレー部に所属する酒本果朋選手(19)=大成中出身=がメンバー入り。今年は戦力が充実しており、芝田監督6年目で悲願の本選出場を狙う。

 本選出場をかけた近畿予選は8月29日に大阪で行われる。和歌山は予選で滋賀、京都と対戦し、上位2チームが決勝トーナメントに進出。本選に出場できる2枚(優勝、準優勝)の切符を目指す。

 芝田監督は東レ時代、ウイングスパイカーとしてチームをリーグ優勝など数々のタイトル獲得に導き、主将も務めた。2015わかやま国体で和歌山チームのコーチを務め、翌16年から監督に就任し、ことし6年目。

 酒本選手は小学生時代は日高ジュニアでバレーを始め、大成中、和歌山信愛から今年4月、関西1部リーグ所属の大阪大谷大学に進学。バレーボール部でレギュラー目指して頑張っている。身長167㌢、小学生のころからアタッカーで、力強いスパイクが持ち味。信愛では3年生の春高バレーで県大会を制覇して全国大会に出場し、大舞台でも次々とスパイクを決めるなど躍動した。

 芝田監督は酒本さんに中学時代から注目しており、高校でのプレーを見て「パワーだけでなく、スピードや技術もついていて、卒業したらぜひ呼びたい」と思っていたという。大阪大谷大学の監督にオファーを出し、酒本さんも快諾。6月からチームに合流した。天皇皇后杯の県予選にも出場し、持ち味を発揮して優勝に貢献。すっかりチームに溶け込んでいる。

 酒本選手は「チームでは最年少ですが、チームのためにベストを尽くし、本選出場という結果を残せるように精一杯頑張る」と大張り切り。

 芝田監督は「酒本選手はアタックだけでなくレシーブ、サーブ、ブロックもよく、大きな戦力」と期待。監督6年目、今年のチームはこれまでで一番戦力が充実しているとし「監督になってからずっとメンバーでいてくれる選手や、新戦力も加わって、攻撃と守備のバランスや気持ちの面でもすごく充実している。滋賀県からは毎年、東レ・アローズが出場していたのでなかなか勝てませんでしたが、今年は新型コロナの影響で別のチームが出てくるので、勝機はあると思う。なんとか予選を1位通過して、決勝トーナメントで1勝して悲願の本選出場を果たしたい」と燃えている。

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