おいのラストサマー

 第103回全国高校野球選手権和歌山大会。先日の2回戦では、地元高校に所属する、おいが和歌山球児の聖地紀三井寺でプレーさせてもらった。試合は力及ばず敗れたが、はつらつとした動きで十分に楽しませてもらった。3年生なのでこれで引退だが、最後に素晴らしいものを見せてくれた。

 野球を始めたのは小学低学年のころ。当時、すでに過疎化の影響からチームは部員不足に陥り、子ども2人とおいの父親で練習する日々だった。それでも野球をやめることなく続け、最後の夏に至る。中学校に進めば部員がそろうのかと思いきや所属した軟式野球クラブチームもギリギリ。その後、中学校のクラブ活動に移り、野球を続けることができた。両者の指導者には「ありがとう」と言うしかない。

 中学校では、ジュニア駅伝の花の1区を任せてもらうこともできた。野球で培った体力、精神力を発揮し、堂々とたすきリレーを展開。「野球の力」を改めて見せつけてくれた。「この子がいたおかげで、いいチームができた」と駅伝の指導者に言ってもらったのが何よりうれしい。

 そのほか、中学硬式野球の指導者にトスマシーンをいただいた。関係者にはお礼の気持ちしかない。

 ヒット、リリーフ、バント、守備、ラン等々で躍動した紀三井寺での試合後、おいからラインのメッセージが。「よくやった」の返信に「こちらこそ感謝しかないです。ありがとうございました」。多くの人のサポートを少しは理解してくれたのだと感じる。おいの心の成長をみると、2021夏に野球の素晴らしさを再発見。おじからも周囲の多くの支えに再度感謝を申し上げたい。(賀)

関連記事

フォトニュース

  1. 災害時もご安心ください

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 写真=広島県江田島の海軍兵学校へ入校した俊一さん スマートな海軍に憧れて 日高地方の基幹病院であ…
  2. 写真=軍服の左胸につけていた歩兵第61連隊の徽章 連隊の自信と誇りを胸に 「最近、こんな物を手に…
  3. 写真=海軍の軍服に身を包んだ若き日の吉野さん 潜水艦搭乗で胸を病み夭折 今年の連載第1回(8月5…
  4. 写真=保養所で療養していた当時の坂本さん(後列右から5人目) 戦死した兄の敵を討つ みなべ町埴田…
  5. 写真=国民学校時代の体験を話す木下さん 子どもたちの生活にも暗い影 1931年(昭和6)の満州事…

Twitter

書籍レビュー

  1. 写真=よい睡眠について語る木村さん  ヤクルト御坊センター主催の健康教室が、美浜町吉原の新浜集…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る