200本のピンク鮮やかに

写真=真妻神社境内で咲くササユリ

 近年、イノシシやシカの食害でほとんど見なくなったササユリが、印南町川又の真妻神社境内で咲き誇っている。

 花が好きだった地元の故畑中實さん(享年79)が22年前に植えた1個の球根が開花し、長年かけて増えてきた。今年は特に多く、昨年の倍となる200本が群生。淡いピンクの花を咲かせ、甘い香りを漂わせている。

 妻マスミさん(81)にとっては實さんの忘れ形見となっており、「中には色の濃い花が混ざっていますが、最初に植えたのも濃い色の花でした。町外からもたくさんの人が見に来てくれます」と目を細めている。見頃はあと1週間ほど。

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