高校総体バレー 開智がアベックV

 県高校総合体育大会バレーボール競技の準決勝と決勝戦が7日、田辺スポーツパーク体育館で開かれ、男女とも開智が優勝、全国出場を決めた。開智女子にはミドルブロッカーの坂本実優選手(上南部中出身)とセッターの畑中舞桜選手(印南中出身)の1年生コンビがレギュラーで、決勝戦もともにフル出場して優勝に大きく貢献。男子のレフトスパイカー前芝皓規選手(2年、大成中出身)は準々決勝に出場しており、全国ではレギュラー獲りに燃えている。

 女子決勝は開智―信愛和歌山。開智は2人の3年生スパイカーが強烈なアタックをたたき込んで得点を重ね、第1セットを25―16で先取すると、第2セットも25―14で宿敵を下した。

 坂本選手はセンターからの速攻、高さを生かしたブロックで相手エースを封じるなど攻守に活躍。連続サービスエースも決めるなどチームを救うプレーが光った。畑中選手は1年生ながら巧みなトスワークで多彩な攻撃を采配し、司令塔としてチームの躍進を支えた。サーブでも相手を崩すなど、1年生コンビが大きな存在感を示していた。

 2人は「めっちゃうれしい」と笑顔いっぱいで、坂本選手は「ブロックはよかったですが、速攻は決めきれない場面があったので自己採点は90点。速攻とブロックを磨いて全国でも得点したい」、畑中選手は「積極的なプレーができたので、自己採点は95点。修正点を改善して、全国でもレギュラーとしてスパイカーが打ちやすいトスを上げたい」と意気込んだ。

 敗れた和歌山信愛では野上稀衣選手(3年、日高中出身)や小出樹季選手(2年、同)ら日高地方出身選手がレギュラーとして活躍した。

 男子決勝は開智―和歌山工。開智の前芝選手は身長174㌢、ジャンプ力や抜群の身体能力を生かした力強いスパイクが持ち味で、層の厚いレギュラー陣の中でも頭角を現している。今大会は準々決勝の紀北工戦に出場し、レシーブ力の高さも見せて勝利に貢献した。準決勝、決勝は出場機会に恵まれなかったが、ベンチ入りしてチームメイトを鼓舞した。

「個人的には不完全燃焼ですが、チームが優勝できてうれしい。これからレギュラーを勝ち取っていきたい」と闘志を燃やしていた。

 和歌山工では宮﨑雅椰選手(3年、大成中出身)や岡田宗大選手(2年、同)ら地元勢が健闘を見せた。

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