熱中症警戒アラートの運用始まる

 梅雨入りを前に県内では気温の高い日が続き、熱中症対策が求められている。今年から気象庁と環境省は気温に湿度や日射量を反映した「暑さ指数」を使った「熱中症警戒アラート」の全国運用を開始。新型コロナ対策によるマスクの着用や運動不足で昨年に続き、熱中症のリスクが高まっているとみられ、御坊市と日高広域の両消防も、こまめな水分補給や体力づくりを呼びかけている。

 熱中症による救急搬送は昨年、御坊市で5月19日から9月14日までで21人、日高広域で6月18日から9月18日までで34人。今年は5月に入り日高川町の川辺観測所で14日までのうち、4日間夏日となる最高気温25度以上を観測。すでに9日にはみなべ町で70代の男性が熱中症とみられる症状で病院に運ばれている。

 熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけて、熱中症予防行動をとってもらうよう促すための情報。環境省の熱中症予防情報サイトで確認でき、暑さ指数が33以上と予測された場合に発表される。昨年夏に関東甲信で試行的に運用され、情報が発表された際には、熱中症の搬送者がより多くなる傾向があったという。今年、和歌山で発表された日はない。

 両消防は予防のポイントとして「暑さを避ける」「こまめな水分補給」に加え、「マスクの着用で、熱中症のリスクが高まることから、屋外で人と2㍍以上離れているときはマスクを外し、また、マスク着用時は激しい運動を避けましょう」と啓発。今後さらに気温が高くなる季節へ「日ごろから暑さに備えた体づくりと体調管理をしましょう」と呼びかけている。

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