東京五輪の聖火リレーが9、10日、県内で実施される。全国8番目で、三重から引き継ぎ、2日間で14市町・15区間を計178人のランナーが走行。御坊市では薗地区津波避難タワー三差路で、午後4時20分からミニセレブレーション、同30分からスタートの予定になっている。
県内でのリレーは9日午前9時に新宮市を出発し、海南市・和歌山市、10日に和歌山市から橋本市へ到着。御坊市のルートは薗地区津波避難タワー三差路をスタート、通称18㍍道路を北上し、紀央館高校をゴール(午後4時58分)とする約2・2㌔で11人がトーチをつなぐ。
各ルートでは交通規制も実施。御坊市では午後3時10分から4時40分まで天田橋北詰め東の県道井関御坊線交差点―島会館、3時50分から5時まで島会館―小松原南交差点、4時20分から5時15分まで小松原南交差点―紀陽銀行御坊駅前支店前で行われる。
新型コロナの感染対策として、観客の密集を防ぐため、各ランナーが走る具体的な場所は直前まで公表されない。県の実行委員会は沿道での観覧ではなく、インターネットで視聴できるライブ中継の活用を勧めており、沿道で観覧する場合は人との適切な距離をとってマスクを着用、大声を出さずに拍手で応援するといった注意事項の順守に協力を求めている。