〝宝物〟は誰にでもある

 美浜町三尾の創作絵画教室アトリエビアンコで2日、同教室を主宰するイラストレーターのえんどうひとみさんが新しく、知識や技術、体験を伝える力を養う「感動を伝える講座~わくわくの伝え方~」を開講する。

 えんどうさんは、生涯学習コーディネーターの資格を持ち、町の社会教育委員も務めており、公民館講座などの企画にも携わってきた中で、「それぞれの人が持つ知識や技術、経験などを磨き上げ、それを発表する力を養えば、楽しい講座の講師が増えるのでは」とこの講座を考案。「身に付けた知識や技術、感動の体験は誰もが持っている『宝物』。それは誰かに伝えることで完成します。相手に伝わる喜び、共有する感動を学び、今後の活動に生かしてほしい」と話していた。

 実際どんな人が対象になるのかというと、小学4年生以上だけが条件。「長年、パッチワークを趣味にしている」「縄跳びの2重飛びには自信がある」など、特技を人に伝授したい人、「家に伝わる秘伝の味噌を作っている」「自分でネイルアートをしている」など、自分では特別と思っていないが、他者にとって魅力的な知識や技術がある人のほか、「私には何もない」と思っている人でも、これまで経験したことの中から、えんどうさんが「宝物」を見つけてくれる。それをテーマに6回の講座で、分かりやすい伝え方や魅力的な表現、課題の解決法などを学習し、最後に発表会を行う。

 のび太君があやとりが得意なように「『宝物』は誰にでもある」というのがとても素敵な考え。それを人に伝えられたときに一層輝きが増し、伝わる喜びも感じられ、自分の自信にもなるよくできた講座。どんな宝物を持った人たちが参加するのか、とても楽しみだ。(陽)

関連記事

フォトニュース

  1. おいしい話にはご用心!

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

Twitter

書籍レビュー

  1.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る