御坊署管内の交通事故 昨年は件数、傷者、死者も減

 御坊署は、2020年中の管内交通事故発生件数をまとめた。人身事故は前年と比べて件数、傷者、死者とも減少。人身や物損を合わせた事故総量の抑止へ徹底した取り締まりが功を奏し、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言や外出自粛も一因とみられている。今年も引き続き事故防止へ、パトロールや安全教育を行っていく。

 まとめによると、人身事故は56件。前年と比べて13件減り、傷者も62人で、20人減少した。死者は2人減の1人。2月に印南町山口の県道で自転車が転倒、川に転落し、運転していた70代の男性が亡くなっている。56件のうち、高齢者が関係する事故は27件(8件減)。形態は、人対車が5件(11件減)、車と車が47件(2件減)、車の単独が4件(増減なし)で、最も多い出会い頭の16件と、続く追突の15件で全体の半数以上を占めた。

 御坊署は死亡や重傷となる大きな事故をはじめとする総量の抑止を最重要課題に、速度や飲酒運転、歩行者妨害の取り締まり、常時赤色灯を点灯しての幹線道路や生活道路、通学路でのパトロールを強化し、幼・保・こども園や小中学校での安全教育を実施。事故の減少は緊急事態宣言や往来、外出自粛による交通量の減少も要因の一つとみている。

 一方、物損事故も1277件で、前年比102件減。駐車場内で後退時の衝突や車から降りる際のドア開けが目立ったという。同署は「昨年中も地域住民やボランティアの皆さんの協力で、事故の発生を減らすことができました。今年も引き続き取り締まりの徹底をはじめ、総合的な取り組みで事故総量の抑止に努め、安心安全な交通環境の構築を目指したい」。「ドライバーも歩行者の皆さんもそれぞれが交通安全意識を持ち、マナーと思いやりのある、人に優しい通行を心がけてください」と呼びかけている。

 県内全体でも人身は19年連続減少の1585件(前年比274件減)。傷者も1851人(357人減)、死者も18人(15人減)でいずれも減少した。

関連記事

フォトニュース

  1. 山も車両も気をつけましょう

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

Twitter

書籍レビュー

  1.  みなべ町の高城小学校(原啓司校長)で21日、「高城ロックンロールフィールド」が開かれ、1980~9…
  2.  還暦を過ぎても精力的に新作を発表し続ける東野圭吾。木村拓哉と長澤まさみ主演で映画化もされた人気シリ…
  3.  1945年8月15日正午、天皇陛下がラジオで国民に向けて終戦の詔書を読み上げ、国民はこのいわゆる玉…
  4.  テレビで見ない日はないぐらい、ニュースを視聴者に分かりやすく解説してくれるジャーナリスト池上彰氏。…
  5.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
ページ上部へ戻る