
みなべ町議会定例会が3日開会した。10月の改選後初めての定例会となる小谷芳正町長が、4期目の基本理念など所信表明を行った。
小谷町長は「安心して暮らせるまちづくりを基本理念として、みなべ町長期総合計画実現のために全力でまい進してきた。今後もこの基本姿勢で取り組んでいきたい」と決意を表明。今後のまちづくり計画では、最優先課題として新型コロナからの経済回復と感染拡大防止に努めるとした。
財政状況や国の動向を見ながら、優先度の高いことから順次進めるとし、防災広場の一日も早い完成、健康寿命を延ばすために健診とスポーツに親しんでもらえる環境づくり、梅の抗ウイルス作用の研究と海外に向けた消費拡大、育てる漁業への展開なども推進。「町民に住んでよかった、長生きしてよかったと思ってもらえるまちづくりをしていく」と述べた。
この日は議案の提案理由説明も行った。
写真=所信表明を行う小谷町長