美浜の上田井高台計画 標高8.5㍍、250人を収容

 美浜町で進められている津波対策で、上田井地区に建設される町内2つ目となる高台津波避難場所の計画概要が明らかになった。16日には役場で全員協議会が開かれ、担当課から最大250人が収容できる標高8・5㍍以上の避難場所となる設計案が示された。

 新たな高台の建設が計画されているのは、上田井地区の令和新橋東詰めから町道田井和田中央線、西川に囲まれた4291平方㍍の用地で、津波想定浸水深3㍍の地点。松原地区高台津波避難場所と同様に築山(盛土)方式で、標高約8・5㍍、510平方㍍の避難場所となり、250人の避難が可能となる。スロープと階段、マンホールトイレやかまどベンチ、備蓄倉庫などが設置される計画。現在、和歌山市の日本工営㈱和歌山事務所(八木律成所長)が実施設計中で、来年度には工事を開始し、着工から1年~1年半後の完成を目指す。盛り土の土は公共工事の残土が使用される予定となっている。

 町内では松原地区の高台が2017年に完成し、津波到達までに安全な場所まで避難が難しい津波避難困難地域は解消されたが、今年3月に浜ノ瀬、今月には田井畑に津波避難タワーが完成。上田井地区にも、この高台に加えもう1カ所避難場所が建設される予定になっており、津波発生時の命をつなぐピースがまたひとつ追加される。

写真=赤い網掛け部分が上田井地区の新たな津波避難高台建設予定地

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