紀央館の6人が全国総文書道の県代表候補

 第45回全国高校総合文化祭書道部門の県代表選考会が開かれ、代表候補20点を選出。日高地方から、紀央館高書道部(石田真弓顧問)の6人が選ばれた。

 1年生の細田菜月さん、2年生の加賀友弥(ゆうみ)さん、笠松紗衣(さえ)さん、長峪伊翔季(いぶき)さん、古川愛菜(まな)さん、小西未矩(みく)さんの6人で、代表候補となった作品は、12月9日から14日まで県民文化会館で展示される。

 小1から書道を習っている細田さんは、明代の文人文徴明の書を臨書した。「画数の多い文字が続くところなど、間隔のあけ方に苦心しました」。高校から書道を始めた加賀さんは何紹基(か・しょうき)の隷書作品を臨書。「文字の並びをきれいにそろえるよう心がけました」。小6まで書道を習い、高校から再開した笠松さんは趙之謙(ちょう・しけん)の楷書作品を臨書。「力強い楷書の特徴をうまく出せるように書きました」。長峪さんも小学校以来休んでいた書道を高校で再開。趙之謙の隷書作品を臨書した。「各行の始まりを美しくそろえるのが難しかったです」。古川さんは小学校の4年間、書道を習っていた。今回は王鐸の「五律五首巻」を臨書。「横に長い巻き物を縦長の用紙に書いたのですが、自分で構成を考えるのが大変でした」。小西さんは「孫秋生造像記」の臨書。上部中央に「邑子像」の3文字、その左右と下部に文章が入るという構成の作品で、「全体のバランスを考えるのが難しかったです。もっと時間をかけて仕上げたかったのですが、まずまずの出来でした」。

 展示は、全国総合文化祭プレ大会書道部門兼第68回県高校総合文化祭書道展の一環。プレ大会の行事(関係者のみ参加)が13日に県書道資料館と県民文化会館で行われ、この時に候補の20点の中から県代表となる4点が発表される。展示は一般も観賞でき、時間は午前9時から午後5時まで(最終日は2時まで)。6人は「代表に選ばれることを願っています。選ばれなくても、この機会に大勢の方に作品を見て頂きたいと思います」と話している。

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