優先意識を抑えて

 警察担当の筆者のコラム。交通の内容が続いているが、今回も事故防止を願い、安全運転に関係するテーマにしたい。

 御坊市島地内、県道御坊停車場線(通称18㍍道路)島交差点の西30㍍にある市道交差点の話。筆者は島の自宅から実家の日高川町へ行く際、善妙寺橋方面から北進、右折、直進して18㍍道路へ出ようとするが、東春日会場方面から南進、左折する車が、しばしば突っ込んでくる。以前はあまり気にならなかったが、最近はよく幼い子どもを乗せているためか、怖くて仕方ない。

 直進と左折、明らかにこちらが優先。しかし、この優先意識が事故のもとだと、警察官に言われた。事故の多くは交差点内や交差点付近で発生。交差点では、いろんな方向から来る多数の車や人が直進、右左折と、複雑な流れをして交わる機会が多いため、当然と言えば当然なのだが、ドライバーが交差点で自分の優先意識を主張しすぎているのも原因ではないかという。

 交差点で「自分の方が優先なので先に行っていい」「直進が優先だから右左折車は待ってくれて当然」と、強く思いすぎてはないだろうか。確かに優先順位はあり、あまり譲りすぎると後続の運転手がイライラする恐れがあるが、相手が優先関係を守ってくれるとは限らないし、優先関係を無視してきたら、当然事故に結びつく可能性が高くなる。

 車を運転すると乱暴な言動になる人がいるが、そんな人は特に注意が必要。歩いているとき、優先だからと危険を冒して、道路に飛び出す人はいないだろう。円滑も大切だが何より安全が一番。優先意識を抑え、「お先にどうぞ」という気持ちでハンドルを握ろう。 (笑)

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