毎年受けよう乳がん検診

 10月18日は「日曜日に乳がん検査を受けられる日」。記事の掲載があってこの取り組みを初めて知った。NPO法人J・POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が全国の医療機関に呼びかけ、10月の第3日曜に全国どこでも乳がん検診が受けられる環境づくりを行っているもの。その背景には、乳がんは女性がかかるがんの1位で、死亡者は年々増加している中、40歳以上の人の検診受診率が低く、その理由に「忙しい平日にしか検診が受けられないから」という声が聞かれる現状がある。

 乳がんは、体内のホルモン環境が影響してできるので、遺伝、未産や高齢初産などがかかりやすい要因に挙げられる。乳がん診療ガイドライン2018では、閉経後の肥満は確実に乳がんを増やす要因と説明、逆に閉経前の人はやせ型高身長が高リスクとなっている。ほかにも、閉経前の人の場合、たばこを吸わない人と比べ、喫煙で3・9倍、受動喫煙で2・6倍罹患率が高くなるというデータも。そもそも、女性であれば男性より200倍リスクが高いので女性全員が気を付けておきたい病気である。

 年間の新規患者は9万人。40歳後半で最初のピークとなるのも、高齢になればなるほど患者が増えるほかの主ながんと違いがある。そして比較的予後が良いと言われており5年生存率は90%以上。にもかかわらず、がん死亡者数部位別では5位。要するに、早期発見がその後の人生を大きく左右する。セルフチェックをする人も多いと思うが、自分で見つけた人の多くはステージⅡ、Ⅲとなる2~5㌢の腫瘍に。対して検診で見つかった人の7割はステージⅠの早期がん。対象年齢になれば、忙しさを言い訳にせず、自分のため、家族のために検診を。(陽)

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