味も高級感もアップしました

 クエ料理のまち日高町をPRしようと、30年前から販売されている日本酒「九絵」の小売店が変わり、同町志賀(中志賀)のまるた酒店(杉浦研太さん経営)で販売されている。以前の販売店、志賀(柏)の「ふるさとペンション湯川」の休業に伴い、杉浦さんが引き継ぐ形で新たに店をオープン。ラベルも黒を基調としたデザインに一新され、より高級感がアップした。

 日本酒「九絵」は、ふるさとペンション湯川のオーナー湯川泰嗣さん(79)が役場職員時代、日高町をクエのまちとして売り出すアイデアの一つとして開発。海南市の酒造会社、中野BCが製造し、1991年から柏の井上商店で販売していたが2015年に店じまいとなり、その後は同じ柏でクエ料理を提供するペンションを始めた湯川さんが店で販売していた。

 湯川さんのペンションも昨年3月で休業となり、販売してくれる店を探していたところ、杉浦さん(32)が引き受けることに決まった。

 まるた酒店は町立武道館東側の県道沿い。杉浦さんは実家の畳店との兼業となるが、今年5月に酒類販売業免許を取得し、畳店で使っていた事務所を改装、酒店としてオープンした。

 販売している九絵は純米吟醸(720㍉㍑)と上撰(1・8㍑)の2種類で、どちらもラベルは黒を基調にリニューアル。純米吟醸は最良の酒米と定評のある「山田錦」と「雄町(おまち)」を使用し、これまでの吟醸酒から変更した。九絵は先月から販売されており、購入した日本酒通の客からも好評だという。値段は純米吟醸が2200円(税込)、上撰が2750円(同)。

 杉浦さんは「脂ののったクエなどの魚料理に合う酒。日高町のクエ料理を全国に広めるともに、日本酒の九絵も広めていきたい」と話している。町のふるさと納税の返礼品にも登録。問い合わせは同店℡0738204349。

写真=日本酒「九絵」を前に杉浦さん

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