リラックスで心の健康
- 2020/10/17
- 日高春秋
ストレスによる疲労が少ない都道府県ランキングで、和歌山県が男女とも全国4位にランクインした、というニュースがあった。都市部と比べて新型コロナによる自粛の影響が少ないとみられている。
一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが合同会社エンディアンと共同で、新型コロナの緊急事態宣言解除後の今年7月下旬、全国の20代から60代まで男女5万人ずつ、計10万人を対象にして厚生労働省の「ココロの体力測定」といわれるストレスチェックに基づく調査を行ったもの。
この調査では「よく眠れているか」や「活気が湧いているか」の設問に対し、低ストレスの人から高ストレスの人の割合を引いた「ストレスオフ指数」の高さ、新型コロナへの不安度、「自粛期間後の勤務形態」といった自粛生活に関する生活への不満の割合をランキング。全国1位は男性が青森県、女性が鳥取県となった。
青森の男性、鳥取の女性とも、積極的なリラックス方法は「温泉」だとか。ほか、青森の男性が全国男性と比べて積極的に行っているリラックス方法は気晴らしやおうち時間を楽しむで、コミュニケーションを大事にするという鳥取の女性は「同性の友人との食事」が徐々に再開できていることも、リラックスにつながっているのではないかという。
厚労省はホームページで、ストレスをためない暮らし方について、日常生活でのコツを紹介している。それによると、まずは生活習慣を整えることが重要で、考え方や見方を少し変えてみるだけで気持ちが楽になることがあり、困ったときは誰かに相談。心の健康のため、自分に合ったリラックス方法を見つけ、ストレスとうまく付き合う必要がある。(笑)