37プログラムの御博スタート

 日高地方の地域活性化イベント、御坊日高博覧会(通称おんぱく)2020が12日、開幕した。6年目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予防対策を徹底しながら、27日まで37のプログラムを開催。初日から各プログラムで、地域の魅力が再発見され、好評を博した。

 今回の御博は、全国的な新型コロナの感染拡大に伴って中止も検討したが、感染防止対策を徹底しながら、これまでにない方法で地域の魅力を発信しようと、一部規模を縮小しての開催を決定。これまでは40日前後の開催期間だったが、9月12日から27日までの16日間とし、コロナ対策で野外やリモートで楽しめる新規のイベントも多く行われる。

 初日は8つのプログラムがあり、日高町原谷の㈲金﨑竹材店作業場で行われた「黒竹第6弾! Let’sものづくり!」では、参加者が黒竹キャンドル作りを体験。型紙や思い思いのイラストに合わせ、黒竹にインパクトドライバーで穴を開けていった。

 同店の金﨑弘昭さん(33)が案内人として、黒竹の魅力を伝えながら作業をサポート。楽しく世界に一つだけの黒竹キャンドルを作り上げた。

 中に明かりを入れて輝かせていた美浜町吉原の団体職員男性(52)は「よくできたと思います。『黒竹(くろちく)』という名前は知っていましたが、この機会にいろいろと教われ、よかったです。家に持って帰っていい雰囲気の中でお酒を飲もうかな」と笑顔を見せ、「御博は初めて。日高川町での茅葺屋根の葺き替えにも参加しようと思っています」。1年目から毎年エントリーしている金﨑さんは「地元の人らに黒竹を知ってもらいたくて、毎年内容を変えながら、魅力の引き出しを増やしています。ぜひ、ご参加ください」とPRしていた。

 初日は御坊市薗の小竹八幡神社で成功祈願も行われ、谷口光実行委員長、高校生おんぱく部メンバーら7人が参加。小竹伸和宮司が神事を行い、参加者が玉串奉てんなどで成功を祈った。谷口委員長は「今年は行政関係者が案内人となったプログラムやオンラインのイベントなど初めての試みがたくさんあります。ぜひ参加して御坊日高の魅力を感じてもらいたい」と話した。

写真=金﨑さん㊧に教わって黒竹キャンドルを作る参加者

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