花を愛する心のゆとり

 先日、フラワーアレンジメント教室とハーバリウム教室を続けて取材した。

 フラワーアレンジメント教室は御坊市の中央公民館で週1回開催されいるサークル。お花を趣味とする素敵な人が集っていた。花の魅力を聞いてみると、触っていると嫌なことが忘れられ、アレンジメントは頭で考えながらするので頭の体操になるという。確かに、生ける作業を見学していると丸みや高さなど立体的に仕上がるように考え、茎の長さや花の大きさなどで調節しながらの作業は、集中し、頭をフル回転させているようだった。生けた花は自宅に持ち帰り飾られる。

 花を飾ると部屋の雰囲気が明るくなり、飾ったときは生け花の心得がない筆者でも満足するが、こまめに世話をしないとみるみるうちにしおれてしまうので、きれいな状態を維持するのが難しく、特別な時にしかできないと思ってしまう。日常的に切り花をきれいに飾って生活できる人の心のゆとりに憧れる。 

 ハーバリウム教室は美浜町公民館講座で1回の体験型。楽しんでいる参加者を見て、筆者も2年前に1度体験し、久しぶりにした「初めてのこと」がとにかく楽しかったことを思い出した。

 社会人になって数十年、これといって習い事もせずに過ごしてきたが、ハーバリウムはもっとやってみたいと思った。しかし記者になって間もないときで、時間や心に全くゆとりがなく始めるきっかけをつかめなかった。そんな筆者でも趣味はあるが、スポーツなどアウトドア系か愛用の作業服を着て体を動かすようなことばかり。御坊日高地方は日本一の花のまち。せっかくそんな所に住んでいるのだから、花を使ったいつまでも続けられる趣味を持ち、心のゆとりを育てたいものだ。(陽)

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