学校統合を考える

 このほど、今年度の県学校基本調査の速報値が公表された。この調査は全国の小中学校や高校を対象に、文部科学省が1948年から5月1日を基準日に毎年実施。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止による臨時休校で十分な審査期間がとれなかったため、県は例年のような中学・高校卒業後の進路の公表は行わず、公表項目を学校数や在学者数に限定している。

 その速報値では、小学校の児童数は4万4501人で前年と比べて937人少なく39年連続、中学校の生徒数は2万3633人で176人少なく11年連続、高校の生徒数は2万4240人で1284少なく10年連続いずれも減少。県内の小学生数は、58年度に過去最多の13万9708人を記録し、82年度から減少が続いている。

 今年度の市町村別小学校数と小学生数をみると、いずれも最も多い和歌山市は54校・1万7454人(義務教育学校を除く)。日高地方は御坊市6校・1056人、美浜町2校・290人、日高町3校・502人、由良町3校・226人、印南町4校・385人、みなべ町5校・608人、日高川町9校・478人となっている。

 先日、印南町で教育委員会が日裏勝己町長に中学校の適正規模についての考え(町内4校を1校に統合)を報告した。御坊市や美浜町の議会9月定例会一般質問でも、それぞれ議員から小学校の統合に関する質問が出ていた。高校も、きのくに教育審議会が、現在20校ある県立全日制高校を、約3分の2の20校程度にする再編案をまとめ、県教委の宮﨑泉教育長に提出。すべては子どもたちの未来のために、統合する・しないは別として、私たち全員で考えるときにきているのかもしれない。     (笑)

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