9月の台風が怖い

 連日の猛暑で体はもうへとへと。早く涼しくなってほしいと願う反面、日が暮れるのが少しずつ早くなり、栽培している夏野菜の葉がしおれ、朝から騒がしかったセミの声が夜のスズムシの声に代わったことに気が付いて、季節は確実に進み、夏が終わろうとしていることに少し寂しさを感じる。今年は特に、泳いだり、友人や親せきとバーベキューをしたりなど夏らしいことを何もしなかったせいかもしれない。

 秋を感じると心配なのが台風。筆者は20年以上大阪で暮らし、和歌山の台風の怖さを忘れていたところ、3年前に帰郷し、2年前の9月に襲来した台風21号に遭遇。自宅の屋根の瓦がずれて雨漏りしたり、テラス屋根が支柱ごと飛んでしまったりと被害を受け、台風の通過を家で一人ぼっちで過ごした飼い猫も含めトラウマになっている。

 気象庁によると、和歌山への台風の上陸数は全国3位の24回(1951年~19年)。1位は鹿児島の41回、次いで高知の26回となっている。気象サイトウェザーニュースが発表した今年の台風の傾向のうち、8~10月のシーズン後半について、太平洋熱帯域でラニーニャ現象が起き、台風発生域の海面水温が平年より上昇し、台風の発生数が増え、発達すると予想。現在沖縄近海に発生中の台風8号も海水温が高く、数日で一気に発達し、勢力を保ったまま進んでいる。北進の予報でホッとしたが、偏西風が南下してくる9月は、本州付近へ向かうことが多くなる。

 台風の発生、接近の予報が出る前に、周囲の側溝や雨どいを掃除して、飛んで行きそうなものは撤去。2年前苦しんだ停電にも備え、懐中電灯の電池や携帯電話のモバイルバッテリーをチェックして、非常食や水、避難場所や経路の確認もしておこう。(陽)

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