県のリフレッシュプラン 予想以上の人気ぶり

 県民が県内での宿泊や日帰り旅行、食事などを半額で楽しめる県の観光キャンペーン「わかやまリフレッシュプラン」が、好調となっている。額面5000円を2500円で購入できる電子チケットは10日現在、予想を上回る16万8000枚、8億4000万円分を売り上げ。日高地方でも宿泊プランや旅行会社が提供する食事プランが人気を呼んでいる。

 新型コロナで打撃を受けた県内観光業の盛り上げとともに、県民に心身ともにリフレッシュしてもらうのが目的。チケットはネットの電子チケット購入システム(PassМe!)から購入でき、先月31日現在、チケットが利用できる宿泊事業者は260施設(うち日高地方21施設)、旅行業者71社(同7社)。それぞれ提供している宿泊や旅行、食事などのプランにかかる費用の半額を県が負担することで、県民は半額で利用することができる。

 日高川町高津尾のきのくに中津荘では「宿泊や食事で利用いただいています。コロナで例年に比べお客さんが激減している中でありがたいですね」、御坊市湯川町小松原の中紀バス観光社は「県内の旅行はもちろん、白浜のホテルでのランチにもよく利用されています。日高地方での焼き肉や飲食店で利用できるプランも人気となっています」と話している。

 利用者側からも好評を得ており、御坊市内の焼き肉店のプランを利用した同市内の40代会社員は「本来なら1人1万円する焼き肉と飲み放題のセットメニューが5000円で楽しめました。ボリュームもあって大満足です」と喜んでいた。

 県観光振興課によると、例年の県内観光の状況を参考にリフレッシュプランの利用見込みを立てて予算を確保していたが、その見込みを上回る人気。仁坂吉伸知事は7月21日の定例会見で「予算が足りない場合は上乗せしたい」と話しており、9月議会で補正予算が提案される見通し。同課では「コロナで県外への外出を控えているため、県内での観光が増えており、地元の魅力再発見にもつながっています。ただ、予算には限りがあり、いま上限を検討していますが、予算枠がいっぱいになれば、キャンペーン期日の9月末を待たずに売り切れる可能性もあります」と話している。

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