自転車事故防止へ 御坊署が手作り看板で啓発

 11日から始まったわかやま夏の交通安全運動で13日、自転車のルール順守やマナーアップを図ろうと、御坊署は御坊市のJR御坊駅前で街頭指導を実施した。同署管内で今年の自転車が関連する人身事故は、同日現在で早くも昨年1年間の件数を上回るペースで発生。新型コロナウイルスの影響で、大きな声の指導や物品配布を取りやめ、手作りのプラカードを手に安全運転を啓発した。

 同運動の重点の一つになっている「自転車の安全利用の推進」に関連した取り組み。署員が御坊駅の駐輪場南に立ち、〇×のプラカードを持って、自転車で通学する高校生らのマナーをチェックした。自転車のセーフティーカードに記されている「信号無視」「無灯火」「一時不停止」「二人乗り」「傘差し」「並進」「携帯電話使用」「ヘッドホン等使用」といった違反(事故を招く危険な行為)を大きく掲示。この日は右側通行や2台並んでの運転があり、プラカードで「×」を見せて指導していた。

 同署管内の自転車が関連する人身事故は今年12日現在で8件。すでに昨年1年間の5件を上回り、おととしの10件に迫っている。

 新型コロナウイルスがいったんの落ち着きをみせ、学校が再開されて自転車の交通量が増える中、密集を避けて飛沫や接触感染を防ぐため、声や物品配布の啓発を取りやめ、プラカードや掲示物を手作り。交通課の児玉高幸課長は「コロナの落ち着きや学校の再開による気の緩み、逆に焦りで事故の多発が懸念されます。自転車は軽車両。今後も悪質なものは検挙していきます。学生さんも〝車〟を運転しているという意識を持ってもらいたい」と話している。

 この日はほか、御坊市内で交通指導員会、交通安全母の会、交通安全協会のメンバーらが通学指導を行った。

写真=御坊駅の駐輪場南でプラカードを掲げ違反をチェック

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