御坊署 警察法施行記念で感謝状
- 2020/7/2
- 社会

御坊署は警察法施行記念日の1日、長年にわたって警察活動に協力している住民や企業に対する感謝状の贈呈式を行った。
今年は警察活動や交番への協力、支援、地域の安全、交通安全の推進で功労があった7個人、5企業。日高町の㈱北垣モータース(北垣順一代表)、御坊市の㈱関西プロジェクト(村瀬寛行代表)、米原史夫さん(78)、天津隆さん(57)、日本郵便㈱御坊郵便局(鎌谷博史局長)、熊野御坊南海バス㈱(佐伯一也代表)の御坊支社、印南町の楠本勝彦さん(62)、御坊市の山本和儀さん(53)、津村智洋さん(61)、寺﨑鈴子さん(61)、由良町のMES―KHI由良ドック㈱(山口博美代表)、御坊市の畑木完一さん(68)に感謝状が贈られた。
戦後日本の警察組織は、国家警察と自治体警察の2本立てで運営され、1954年7月1日に現行の警察法が施行。独立した都道府県警察としての運営となり、今年で65年目を迎えた。
贈呈式では北島彰署長が一人一人に感謝状を贈呈。警察業務への理解や支援、協力に感謝を述べたうえで、治安情勢について「県下では平成14年(2002)から刑法犯認知件数、交通事故発生件数とも18年連続で減少。今年も5月末現在、前年同期比で減少傾向にあり、19年連続減少という県警にとって大きな目標の達成に向けて前進しているところです」と説明し、「御坊署管内は5月末現在、刑法犯の認知件数が83件で前年同期比マイナス31件と大幅な減少傾向にありますが、そのうち身近で発生する自転車盗や暴行、車上狙いが多くなっています。交通事故発生状況は、総数は516件で前年同期比マイナス46件と減少傾向にありますが、人身事故に限ると33件でプラス3件となっています。このような中、これからは夏場の行楽期と相まって、さらに自転車盗や万引きといった身近な犯罪や交通事故のさらなる増加が懸念されます。御坊署としてはパトロールや交通指導取り締まりの強化などさまざまな施策を講じて抑止していきます。皆さんも地域の安全・安心の実現のため、警察活動に引き続きご支援、ご協力お願いします」と述べた。
写真=北島署長(前列中央)を囲んで感謝状を受けた皆さんら