夏 高校野球和歌山大会 南部龍神が開幕戦飾る

 「2020 夏 高校野球和歌山大会」は18日、1回戦が行われ、第1試合の南部龍神は耐久に逆転勝ちで開幕戦を飾った。序盤から沈黙していた打線が6回に試合を振り出しに戻すと、7回に一時勝ち越しに成功。再び同点で迎えた8回には3長短打を集めて3点を奪って突き放し、試合を決めた。エース・玉垣は7安打を許しながら要所を締め、3失点で完投した。2回戦は27日の第2試合(正午~)で、日高と地元対決となる。

南部龍神
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耐久

 南部龍神は2点を追う6回、酒井の中前打と敵失、犠打で1死二、三塁と攻め、暴投でまず1点。2死後、高垣が内角の直球に詰まりながらもしぶとく中前へ運び、同点の三走を迎え入れた。

 7回には2死二塁から酒井が左翼線適時二塁打を放ち、一時勝ち越し。8回は柴﨑の右前打と犠打、四球で1死一、二塁とした後、主砲の細川が三塁を強襲する適時二塁打をはじき返して決勝の1点を加え、なおも2死後に玉垣が右翼線へ2点二塁打を打ち返してリードを3点に広げた。

 エース・玉垣は制球の定まらない立ち上がりを攻められ、2四球と2長短打で2点の先制点を献上した。2回と3回は安打を許したが後続を断ち、4回から6回までは無安打投球と立ち直って自軍の援護を呼び込んだ。7回に1点を許したものの8、9回は走者を背負いながら踏ん張り、チームを開幕戦勝利に導いた。

 南部龍神は守備でも随所に好プレーが見られた。初回、2点を先制された直後、なおも2死二塁から中前打を打たれたが、中堅・柴﨑が本塁へ好返球し、3点目を阻んだ。7回は3―3とされてさらに1死二、三塁と絶体絶命のピンチだったが、バッテリーが冷静にスクイズを外し、終盤での逆転を許さなかった。

 昨年の秋季県予選以来久しぶりの公式戦となったが、両チームとも落ち着いたプレーを見せ、特に南部龍神は8安打をマークするなど打線が本来の力を発揮して初戦突破を果たした。

写真=南部龍神8回、細川が決勝の三塁強襲適時二塁打

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