夏 高校野球 日高と日高中津が3回戦進出

「2020 夏 高校野球和歌山大会」は29、30日、2回戦があり、29日の第2試合では日高が南部龍神との地元対決を逆転で制した。日高は着実に加点し、エースが1失点。南部龍神は先制したが、追加点を奪えなかった。30日の第1試合では日高中津が和歌山南陵に勝利。日高中津は2回に一挙6点を挙げて逃げ切り、和歌山南陵は連打で反撃を見せたが、及ばなかった。

南部龍神
1000000001
10101001×4
日高

日高は初回、2死二塁から杉元が中前適時打を放ち、すぐに試合を振り出しに戻した。3回に新野、湯川の連打と四球などで1死満塁とすると、矢田が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。5回には湯川の三塁線二塁打などで2死二塁と攻め、杉元の右前適時打で1点を追加した。終盤の8回は巽の右越え二塁打とバントで1死三塁とした後、塩崎の中犠飛でリードを3点に広げた。先発のマウンドに立ったエース・湯川は初回、1点の先制を許したが、その後は完璧な内容。2回無死から安打を浴びて以降、失策と四球の走者を1人ずつ許しただけで、6回から9回までの4イニングはいずれも3者凡退で付け入る隙を与えなかった。終わってみれば2安打1失点の完投で、打っても3安打の活躍でチームを3回戦へ導いた。

南部龍神は初回、先頭の柴﨑が右翼前への幸運な二塁打で出塁。バントで三進後、高垣がスクイズを決め、先制した。2回は無死から松田に中前打が飛び出したが、無得点。3回以降は無安打に封じられ、万事休した。エース・玉垣は10安打を打たれながら粘り強く最後まで投げ抜いたが、打線の援護に恵まれなかった。

日高は出場39校最後の登場で、開幕戦を飾った南部龍神を破った。8月2日の3回戦では第1試合(午前9時~)で高野山と顔を合わせる。

日高中津
0611000008
0040000004
和歌山南陵

日高中津は2回、1死三塁から廣岡の右前打で先制し、なおも2死二塁から太田が右前に適時打。さらに森の二塁打と四球で満塁とすると、赤川が左前へ2点適時打を放ち、主砲・土川の右翼フェンス直撃2点三塁打で打者一巡、この回一気に6点を奪った。3回に2死二塁から太田の左前適時打、4回に2死二塁から原大晟の中越え適時二塁打で1点ずつ加点。先発のエース左腕・太田は直球とチェンジアップを主体にテンポよく5回を投げ、3回の4失点だけに抑えた。2番手・土川は3回3分の2を無失点。9回無死からの3番手・原悠吾が最後の打者を一ゴロで締めた。

和歌山南陵は7点を追う3回、2回1死から村田、松尾の連打と暴投で二、三塁とすると、前川の三塁内野安打、石原の右前適時打、亀井の中前適時打で3点、なおも一、三塁から上野の一ゴロの間に1点を返した。その後も4回に小柳、5回に田中が二塁打。6回と8回も得点圏に走者を進めたが、好機に一本が出なかった。先発のエース・浜は2回3分の2を7失点と振るわなかったが、2番手・古家は5回3分の1を2失点と粘りの投球を披露。3番手・神之田は最終回を無失点に抑えた。

11安打ずつの打撃戦を制した日高中津。8月2日の3回戦に駒を進めた。

写真=日高初回2死二塁、主砲・杉元が同点の中前適時打㊤と、日高中津は2回1死三塁、廣岡が先制の右前適時打

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