夏休み短縮で宿泊施設の予約低調

 新型コロナウイルスの影響で、日高地方の観光施設などは夏場の予約が低調となっている。23日の海の日からの4連休や盆時期はほぼ満室の宿泊施設が多いが、全体的には例年よりも少ないという。今月10日から始まった旅行費の一部を補助する県のリフレッシュキャンペーン、22日からスタートする国の「Go Toキャンペーン」に期待を寄せている。

 海沿いにある宿泊施設は例年なら夏休み期間中の7、8月が書き入れ時だが、今年はコロナの影響で夏休みが短縮。日高地方の小中学校でも8日から16日までの9日間となり、例年の約40日間と比べて4分の1程度。休みが短くなったことで家族で出かける機会が制限され、宿泊客の減少に拍車がかかっている。

 田辺市龍神村の宿泊施設「季楽里龍神」も「例年ならこの時期の週末は満室状態となるが、今年は海の日の連休や盆以外は空きが多い。例年と比べて宿泊予約は少ない」、みなべ町の国民宿舎紀州路みなべも「夏休みの短縮が決まり、予約がキャンセルとなったケースもある。今年は全体的に夏休みから外れる7月の終わりや8月の下旬時期の予約が少ない。新型コロナウイルスの影響で外出に慎重な人も多い」という。また、コロナで部活動などの合宿が中止となっていることが影響し、宿泊客が大幅に減少した施設もみられる。

 各施設では宿泊客が密にならないように対応。食堂の椅子を減らしたり、風呂場の混み具合をアナウンスしたりしながら営業している施設も。

 一方、キャンプ場はコロナの影響は少なく、予約状況は例年と変わらずに好調という施設が多く、「連休や週末の土日はいっぱい」などという声が聞かれる。

写真=県内屈指の観光地、龍神温泉も宿泊予約は低調

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