印南の古川さんがネオワイズ彗星を撮影

 今年3月に発見された話題のネオワイズ彗星(すいせい)が、日高地方でもカメラで捉えられた。

 撮影したのは中学校時代からの天文ファンで、現在印南町議を務める島田の古川眞さん(63)。ネオワイズ彗星は7月23日ごろに地球に最接近し、最も大きく見えたが、日高地方では梅雨の雲にはばまれ、ようやく晴れて見えるようになったのが29日から。古川さんは29・30日に撮影。30日午後8時20分、島田の中山王子から西の空を撮った一枚はネオワイズ彗星が緑色に輝き、下から上に〝尾〟を引く姿がくっきり。

 今後、ネオワイズ彗星は地球から遠ざかって見えなくなり、次に地球に接近するのは6800年後。二度とお目にかかれない超レアな天体ショーを観測した古川さんは、「今年は別の彗星が観測できる予定でしたが、太陽の熱で消滅し天文ファンはショックを受けていました。そんな中で新たに発見されたのがネオワイズ彗星。何とか見ることができて本当によかった」などと、文字通り彗星のごとく現れたネオワイズに感激していた。

 現在、明るさは4等星ぐらいで、倍率7倍の双眼鏡でも観察できたという。

写真=尾を引くネオワイズ彗星(露光20秒、絞り値F4、ISO3200)

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