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- 2020/7/16
- フォトニュース

九州で甚大な被害をもたらした7月豪雨災害を受けて、各地で被災地を支援する動きが出ている。日高地方でも美浜、日高、印南、みなべ、日高川の5町役場や地域福祉センター、公民館で義援金箱を設置し、広報紙にもチラシを入れるなどして協力を呼びかける。集まった義援金は中央共同募金会などを通じて被災地に送る。
7月豪雨災害では河川の氾濫などにより、熊本はじめ福岡、長崎、大分、鹿児島で15日午後5時半現在、死者70人、行方不明者7人に上る大きな被害が発生。建物の浸水は1万棟を超えており、多くの住民が避難生活を余儀なくされている。香川県高松市から熊本に派遣された30代男性保健師が新型コロナウイルスに感染し、避難所の382人がPCR検査を受けるという事態も発生。国は今月10日、7月豪雨災害を「激甚災害」に指定することを決定しており、財政面で復旧、復興を支援していく。
和歌山県はすでに義援金専用の振込口座を開設。ほかに、日本赤十字社和歌山医療センターと県立医科大学などが災害派遣医療チーム(DМAT)を派遣している。
美浜町は役場住民課窓口、出納室窓口、中央公民館、地域福祉センターに義援金箱を設置。受付期間は10月30日まで。広報紙にもチラシを入れて呼びかけていく。
ほか義援金箱の設置場所と受付期間は、日高町が役場と保健福祉総合センター、12月末まで。印南町は役場、社会福祉センター、公民館、12月28日まで。日高川町は本庁、中津支所、美山支所、寒川出張所の4カ所で、20日から8月28日まで。みなべ町は役場、はあと館、各公民館など8カ所で12月28日まで。
御坊市は義援金箱を設置しないが、ホームページで県が開設した義援金専用の振込口座を紹介している。
写真=義援金箱を設置し支援呼びかけ(日高町役場)