安全確認と意思疎通

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、先月30、31日の週末は一般道、高速道路とも、だんだん交通量が増えてきたように感じた。また、日高地方でも1日から小中学校の授業が再開。道路を歩く子どもや自転車の学生の姿もよく見かける。

 8・9%、この数字は県内の信号機がない横断歩道における歩行者が渡ろうとしている場面での車の一時停止率(2019年JAF調べ)。JAF(日本自動車連盟)の調査によると、9割以上の車が止まらないという結果になっている。18年の1・4%と比べて改善されてはいるが、全国平均の17・1%を大きく下回り、順位はワースト10位。先日、関東からの移住者が「和歌山は止まってくれないね」と言っていたと聞いた。

 また、「ドライバーが一時停止しない(できない)と考えられる理由」を調査した結果では、上位3つが「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから」「後続の車がきておらず、自車が通り過ぎれば渡れると思うから」「横断歩道に歩行者がいても渡るかどうか分からないから」という傾向。言い訳に聞こえなくもないが、思い当たるところもあるような気がする。

 横断歩行者妨害は道路交通法違反で、御坊署によると、罰則は3月以下の懲役または5万円以下の罰金、違反点数は2点、反則金は普通車9000円。原則的に横断歩道に近づいた車は、その手前で停止できるよう原則した上で、横断者や横断しようとする人がいれば一時停止し、その通行を妨げないのがルールになっている。車は思いやりの運転を心がけ、歩行者も横断しようとする際は、左右の安全を確認するとともに、ドライバーに横断する意思を表示。お互いに安全に努めよう。(笑)

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