印南町がコロナ関連補正予算案を発表

 印南町は1日、新型コロナウイルスの支援策を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を発表した。議会6月定例会(4日開会)に提出する。

 専決処分の承認を求める一般会計補正予算案第1号は8億4020万円の追加で、国の特別定額給付金事業費補助金などを盛り込んでいる。

 一般会計補正予算案第2号は3億4238万1000円の追加で、うちコロナ支援策の費用は2億3879万3000円。財源は国の緊急経済対策に基づく地方創生臨時交付金を活用するほか、財政調整基金や漁業振興基金を取り崩す。

 コロナ対策の新規事業は5つあり、元気にかえる応援券事業(1億221万8000円)では、生活支援と経済対策として町内限定で使用可能な応援券を1世帯3万円分(1000円つづり・30枚)、全3300世帯に配布。町内の幅広い事業所で使えるようにする。商工会と連携して7月中旬の配布を予定している。元気にかえるプレミアムクーポン券事業(250万円)では、3000円の商品券購入で2000円分の食事券を配布。プレミアム率は67%となり、1人5セットまで購入可能、限定1000セット。7月1日からのスタートを目指す。

 町持続化給付金事業(5000万円)は、国の持続化給付金(事業収入が前年同月比で50%以上減少)の対象外かつ事業収入が30%以上、50%未満となった事業者が対象。最大30万円を支給する。漁業継続化支援補助金事業(4000万円)は、漁業者の船の修繕など設備の維持に対する補助金となる。

 未来を担う子どもへの支援となる同町GIGAスクール事業(4407万5000円)では、町内全小中学生約600人に1人1台のタブレット端末を配布。電子黒板やオンライン授業用ICT機器を整備し、1人ひとりの個性に応じた教育環境の充実を図る。コロナなどの緊急事態が発生した場合の家庭でのオンライン授業にも役立てようと、当初、今年度と来年度の2カ年で進める計画だったが、前倒しで実施する。

 定例会には一般会計補正予算含め議案22件と報告1件を提出。うち工事請負契約は町道奈良井白河線道路改良が契約額6631万200円で株式会社千代徳組(久堀昌義代表)=印南=、同道路改良その2工事が5029万5300円で株式会社谷口建設(谷口博代表)=川又=、小学校トイレ改修工事が5720万円で株式会社梶工務店(梶正典代表)=由良町網代=との契約承認を求める。人事案は教育委員会委員に山下秀幸氏(67)=西ノ地=の再任同意。

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