
高速道路の印南サービスエリアを運営する日高観光物産センターは、3月の施設売上状況をまとめた。
上り(大阪方面)は1170万5679円で、前年比65・53%、下り(白浜方面)は588万7368円で、前年比60・62%。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国的に外出自粛ムードが広がり、一時再開した白浜町のアドベンチャーワールドが再び休園となったことなども影響し、大幅減少。2月も前年に比べ売上が減少したが、3月はさらに大きい落ち込みとなった。
2019年度1年間の累計売上は、上りが2億413万4441円で前年比95・85%、下りが1億273万720円で、前年比98・66%。前半が好調だったため、上りは2億円、下りは1億円の目標を達成できたが、2015年の施設リニューアル以降、毎年過去最高を更新してきた売上金は、6年ぶりに減少に転じた。今後、新型コロナウイルスの感染拡大が長引けば、20年度の売上にも大きな影響を与えると懸念されている。
写真=利用客が少ない物産販売店(上り線)