
由良町吹井、障害者支援施設「由良みのり園」で、入所者らが生活する施設の建て替え工事が完了した。
以前の施設は1982年9月に竣工し、37年が経過、老朽化が進んでいたため、約6億円を投じて2018年3月末から着工していた。
新しい施設は鉄骨2階建て、延べ床面積約2400平方㍍、以前の2人部屋から個室(12平方㍍)に変更し、エアコン、ベッド、テレビなどを備えた。入所定員も36人から14人多い50人とした。内訳は長期入所40人(男30、女10)、短期入所10人(男5、女5)。2階が男性、1階が女性とする。このほか、事務所、会議室、デイルーム、食堂なども設けた。
4日から引っ越し作業を開始。13日午後1時半から内覧会を開催し、畑中雅央町長らの関係者が見て回る。いままで使用していた施設は解体し、駐車場とする。
設計は広川町の株式会社川建築事務所(川宗一代表取締役)、施工は白浜町の株式会社喜多工務店(北裕喜彦代表取締役)。
写真=新しくなった入所者が生活する施設