
御坊市の日高看護専門学校(鳴尾悦子校長)で8日、第7期生の入学式が行われ、36人(男子12・女子24)が看護師への第一歩を踏み出した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため保護者、来賓は不参加とし、校歌斉唱も取りやめ、マスク着用、アルコール消毒、換気など対策を講じた上で実施。鳴尾校長はあいさつで「『看護師になる』と強く心に決め、自らの責任において、主体的に学習し、目標に向かって歩んでほしい。私たちは全力でサポートします」と歓迎。新しい学校生活については、目標を達成するために自己管理、セルフケアの実践を勧め、健康面と時間の管理を求めた。
新型コロナウイルス感染症についても触れ、「一人ひとりが『うつらない、うつさない』という自覚を持って行動することが大切」と呼びかけ、「これらは全て看護に通じること。自己管理をきちんとし、看護師を目指す者として自覚と責任ある行動を望みます。何事にも勇気を持ってチャレンジし、有意義で充実した学生生活を送ってください」とエールを送った。
2年生の大森光洋さんが歓迎の言葉を述べ、新入生を代表して東克樹さんが「ともに助け合い、看護に必要な専門的知識や技術を身につけ、常に相手のことを考えられる思いやりの心を持った看護師を目指し頑張ります」と宣誓した。
写真=マスクをつけて入学式に臨む新入生