新型コロナが由良町長選にも影響

 感染拡大が止まらない新型コロナウイルスが、21日告示、26日投開票の由良町長選・議員補欠選にも影響を与えている。町長選に立候補を表明している元町議会議員山名実氏(63)=吹井=と元町議会議長馬場博文氏(56)=衣奈=の両後援会は、「多くの人に政策をアピールする集会を開催できない」と戦略の見直しを迫られており、告示後の選挙戦は文字通り、有権者と距離をとらざるを得なくなりそうだ。 

 コロナウイルス感染予防対策として、何よりも大切なのが「密閉、密集、密接」の3密を避けること。通常、選挙戦は施設内で大勢の人を前に支持を訴える集会などが開かれるが、これが3密にあたるため、両陣営ともこれまで後援会活動の集会は開かず、告示後も予定していない。

 山名氏と馬場氏は町議選の選挙経験があるが、山名氏は「あいさつで回るのにも気を遣う」、馬場氏も「こんな選挙は初めて」と苦笑い。出陣式についてもどういう形で行うかは決まっておらず、これから検討するという。名古屋市在住で立候補を表明しているファイナンシャルプランナーの根来英樹氏(50)は「いまのところ特に影響ないが、選挙期間中の握手は控えようと思う」と話した。

 山名氏、馬場氏も握手などのスキンシップは自粛する方針で、従来の選挙スタイルを大きく変えざるを得ないことになり、立候補予定者は「集会が開けないとなると、公約が住民に届きにくくなるのでは」「感染予防対策として『外に出ずに自宅で過ごすように』ということがよく言われるが、投票率に影響しないか」と不安を募らせている。

 町選挙管理委員会もコロナウイルス対策を検討中。16カ所の投票所に手指の消毒液を置いて対応するほか、密集を避けるために期日前投票所(22~25日)となる役場会議室を今までよりも広い会議室に変更する。開票場についても対応を検討している。

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