
御坊市塩屋町南塩屋の民家で4月から、民間の学童保育所「オーシャンズ学童保育」がオープンした。
同市内では御坊、藤田、野口、湯川の4小学校で市が学童保育所を実施。野口小は河南子どもクラブとして野口、塩屋、名田小児童の入所が優先されているが、塩屋、名田の両小学校区にも学童保育がほしいという声を受け、4月1日からの開所で市に事業開始届が受理された。
運営に向けては趣旨に賛同する個人や保護者でつくる運営委員会を組織。元保育園長の久保田いく代さんが代表を務めており、昨年夏から児童の預かりを始めている。場所は塩屋小学校の校門から南約150㍍にある地元住民から借りた木造平屋。保育スペースは41・71平方㍍で、放課後児童支援員、補助員各2人の職員がおり、定員23人を受け入れる。
対象は校区や学年を問わず、市内の小学校に通う1年生から6年生まで。保育料は月額7000円で、減免制度は市に準じる。時間は平日が下校から午後7時まで、土曜日が午前8時から午後1時まで、長期休暇中は平日午前8時から午後7時まで。事務局の田端範子さんは「御坊市初の民間学童保育所ですが、子どもたちの居場所として、のびのび楽しく、安心して過ごせるよう力を尽くしたい。手作りのおやつや給食もあります。まだ定員に余裕がありますので、お気軽にお問い合わせください」と話している。
問い合わせは同学童保育℡0738―52―7246。
写真=おやつ作りを楽しむ児童(3月)