外出自粛を防災に生かそう

 最近、地震が多いような気がして国内で震度1以上の地震が起こった回数を調べてみた。4月は23日までで125回発生し一日平均5・4回起こっていた。ほとんどが震度1だが、その回数に驚き、焦り、さかのぼって調べてみると、3月は146回平均4・7回、2月は103回平均3・6回と、今月はやはり少し多めだが、毎月100回以上発生していることを知り、ほっとすると同時に、改めて地震大国であることを実感した。今月が多いのは、23日に長野県で16回と頻発していたからで、何かの予兆かと気になり、東日本大震災の直前の状況を調べてみると、東北を中心に1カ月で207回平均7・4回発生。全国で震度2、3も多くみられ、東北では4や5弱も起こっていた。あれほどの災害が起こるとは誰も思わなかっただろうが、いつもより大きめの地震が多く発生し、大地震の前触れを示していた。

 今は新型コロナウイルス感染症と戦う日々で、忘れているわけではないが地震、津波に備えるというよりは、マスクや消毒剤の入手、外出自粛などに考えが向いている。もし、今大地震が起こったらどうなるだろう。平常時でも恐ろしいのに、国家が緊急事態の現在では、地震や津波から命を守れても、避難所生活となると、そこは最も避けるべき3密空間。たちまち感染が広がってしまう。そうならないためにも、1日でも早く終息させなければならない。

 せっかくのゴールデンウイークも今年は外出を控えるのが賢明。この機会に、何年も前に取り付けた家具の転倒防止器具のゆるみや揺れると落ちてきそうな物、緊急持ち出し袋の中身、非常食の賞味期限など、気にはなっていたけど先送りにしていた自宅の地震対策チェックをしてみようと思う。(陽)

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