南国フルーツの植物園 印南で建設計画

 印南町南谷で趣味の写真や水墨画の「福ちゃんのアトリエ」をオープンしている福田至琅(しろう)さん(88)=御坊市島在住=が、敷地内で南国フルーツのドーム型植物園の建設を計画している。以前から敷地内にはバナナ、パパイヤなどを栽培するハウスがあるが、予想以上に大きく育ってきたため、さらに大きな施設にして、みんなに気軽に見てもらえるようにしたいと、張り切っている。

 工事現場のカラーコーンなど安全用品製造・販売会社を営んでいた福田さんは、いまは会長となって一線を退いており、昨年9月には南谷の旧事務所の施設を利用して、自身がこれまで世界中で撮影した風景や水中写真のほか、20年以上続けている水墨画の作品も展示し、無料開放している。

 アトリエがある敷地は500坪ほどあり、友人が沖縄で南国フルーツの商売をしている関係もあって、7年ほど前からバナナ4株、パパイヤ3株、アボカド3株のほか、幻の果実と呼ばれるポポーも栽培している。

 ハウス内は冬場でも暖房装置で13度から24度まで温度を一定に保つなどして管理。試行錯誤しながら、和歌山県ではあまり見ることがない南国フルーツが順調に育っており、出来た果実は知り合いらにおすそ分けしている。ところが、バナナは予想以上に背が高く伸びており、高さ3㍍のハウスを突き破る勢いとなっていることから、新たにドーム型の直径10㍍、高さ5㍍のハウスを計画し、現在、業者に設計を依頼している。

 敷地内には体長80㌢もあるニシキゴイを飼っている池もあり、今後はサクラの植樹やダチョウの飼育も考えているという福田さん。「敷地全体を公園のようにしてみんなに見に来てもらいたいと思います」と話し、「南国フルーツは栄養たっぷり。私の若さの秘訣(ひけつ)です」と笑顔をみせている。

写真=バナナの果実をチェックする福田さん

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