みなべ町ふるさと納税 19年度は過去最高

 みなべ町の2019年度のふるさと納税が、件数、金額とも過去最高となる5107件、5726万1000円に上った。前年度と比べると1・8倍の大幅増で、日本一の梅の産地とあって、返礼品は8割以上が梅干しなど梅関連製品となっており、人気の高さをうかがわせた。ポータルサイトを3社から5社に増やしたことが増加の要因の一つとみられ、町では今年度も好調を維持できるよう取り組む。

 前年度と比べると、件数は2313件、金額は2622万1000円の増。これまでの過去最高額だった16年度の3140万7001円と比べても2500万円以上のアップとなった。返礼品は1万円以上の寄付者に送っており、19年度は63事業所が出店。町によると、ハチミツ漬けの梅干しなど梅製品の人気が高く、全体の8割以上を占めているという。梅以外では、紀州備長炭や旅行クーポン券などが多い。

 都道府県別の納税者は東京が673人で、2位の大阪府の286人に2倍以上の差をつけた。町出身者や梅のリピーターのほか、町のふるさと大使を務める東本庄出身のシンガーソングライター川島ケイジさんのファンも多く、「毎年みなべへライブを観に行っています」「川島さんの出身地なので応援したい」などのコメントが寄せられている。神奈川、千葉、埼玉、兵庫が100人を超えており、北海道も78人と多かった。

 使途別の寄付者数をみると、「うめ世界一の元気なまちづくり」が2110人、2308万円で最も多く、次いで「緑豊かで快適なまちづくり」に1102人、1192万5000円、「指定なし」が980件、1123万1000円。寄付金は使途別に基金に積み立てており、町民への還元や町のPRに活用している。19年度分はまだまとまっていないが、18年度は町内出身の大学生に対して学費等を支援(1人20万円)する「ふるさと応援奨学金」を9人に給付し、梅のレシピ本制作に349万9000円、教育旅行招致助成として485万1000円を使用した。

 町ではこれまで寄付のポータルサイトとして「楽天」「ふるさとチョイス」「ふるさとぷらす」の3社で行っていたが、昨年12月からは「ふるなび」「ふるぽ」の2社を追加したことが増加の要因と分析。「今年度も前年度を超えられるようにPRしていきたい」と話している。

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