感染防止へ意識新たに

 引き続き新型コロナウイルスが猛威を振るっている。小中高校や保育園、幼稚園の卒業、卒園式も出席者を限定したり、時間を短縮して行った。休校要請の翌日に急きょ、式を行った高校では卒業生と教職員のみ出席。通常の卒業式と違って緊張感がなく和やかな雰囲気で行われ、生徒たちは「自分たちらしい式となった」と満足しているようだったが、保護者にとってはやはり残念だっただろう。小中学校では卒業生と保護者、教職員のみで行うところが多く、在校生の送る言葉がなかったのは残念だが、通常通り別れに涙する生徒や、立派に卒業する我が子に目頭を熱くする保護者がみられた。

 入学式はいまのところ予定通りの日程で行われ、地域には再び子どもたちの姿が戻ってきそうだが、ウイルスは終息の気配を見せない。世界ではアメリカで感染者が急増。26日時点では感染者が8万1000人を超え、中国やイタリアを抜いて世界最多になった。日本国内では他の国に比べては少ない数字を保ってきたが、東京で急増し、25日に41人、26日には47人が確認された。

 気が緩んできているとの声もあるが、実際、御坊市内の飲食店でも休校要請直後はどの店もがらがらになっていたが、いまでは平日でも家族向け飲食店は満員。地域経済のためにも飲食店の利用はある程度必要だが、意識が低下している感が否めない。

 4月は異動の時期であり、紀北、紀南で行き来するだけでなく、県外からも多くの人が入ってくる。これを機に和歌山でも感染が一気に拡大することが懸念される。再び気を引き締め、感染対策を徹底しよう。(城)

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