花粉症には初期療法を

 先日、朝起きると目がかゆく鼻がむずむず。その一日だけで収まったが、何人か同じ症状が出たという人もいたので、花粉が飛び始めたのだろう。

 日本気象協会によると今年の花粉飛散は今月上旬から始まっているようで、例年並みか例年より少し早いとのこと。大阪でのピークはスギが3月上旬から中旬、ヒノキは4月上旬から中旬まで。

 飛散量については前年夏の気象条件が大きく影響するとされており、気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるといわれている。昨年夏の近畿では気温は例年並みで、雨が多く、日照時間が短かったこともあり、飛散量は昨年より「非常に少ない(30%)」、例年に比べても「少ない(50%)」となっている。

 例年より飛散量が少ないことはありがたいが、それでも症状が出ないとは限らない。特に今年はコロナウイルスの影響でマスクが品薄になっており、花粉のピーク時にも供給が間に合っているか不安なところ。

 そんな中、近年、花粉症の「初期療法」が注目されている。初期段階から薬を使って症状を抑えていくというもので、ピーク時の症状の重症化を防ぐ効果が期待されている。火事で例えれば消火が難しい大火災になる前のボヤの段階で消し止めるというものだ。

 初期治療のタイミングだが、「花粉症かな?」と思った時点と言われており、今年ならすぐにでも始めた方がよさそうだ。また途中で止めずに継続的に使用することもポイントとのこと。花粉症患者の方には行きつけの耳鼻科や眼科などがあると思うので、今年は少し早めに受診して相談してみてはどうだろうか。(城)

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