
日本一の梅の里みなべ町で1日、「一目百万、香り十里」で有名な南部梅林(晩稲)がオープンした。今年は暖冬の影響で初日から見ごろとなっており、朝から多くの観梅客が訪れてにぎわった。
歩いて回るコースの入園門から梅林公園までの道沿いには多くの店が準備を整え、早くも順番待ちする人気店もみられ、活気にあふれた。
梅はこれから咲きそうな木やほぼ満開のスポットなどさまざま。梅林公園では観賞用の白や紅色の花がほぼ満開に咲き誇り、訪れた人はカメラやスマホで「映える」場所を探して写真に収めていた。
よく紀南へも来ているという大阪市の自転車仲間の林菜穂さん(37)と松岡不二夫さん(51)は、「梅は白い花しか知らなかったですが、こんなにきれいな紅色の花も見れましたし、来てよかったです」と笑顔で話していた。
入園料は中学生以上300円、小学生100円。梅はこれから見ごろが続きそう。
写真=梅林公園で紅梅に笑顔の観梅客