譲り合いの交通安全

 2019年の県内交通事故死者数は過去最少の33人。県警が交通死亡事故発生情報として発表している。それによると、死者数は15年の48人から16年の40人、17年の38人、18年の36人と減少。人身事故の件数、傷者とともに減っている。というのは間違いないが別の言い方をすれば、33人の尊い命が失われたのも事実。車の安全性能が向上しているとはいえ、一人一人が事故を起こさない、事故に遭わない心がけが大切になる。

 2019年の死亡事故の状況は、人と車両が11件(前年比3件減少)。横断歩行中の死者が7人に上った。御坊署管内の人身事故は33件減の69件、傷者は42人減の82人、死者は2人減の3人。人と車両が16件で9件の増加となり、うち横断歩行中が7件で3件増えている。県警は歩行者との事故を防ぐ安全運転のポイントとして、交差点付近では減速して横断者や横断しようとする人がいないかを確認。早めのヘッドライト点灯やハイビームを活用し、歩行者の早期発見に努めることを挙げている。

 一方、横断歩道では歩行者が優先されて車は停止するのが当然だが、歩行者がいるからといって車が必ず止まるとは限らず、歩行者は信号が青になっても車が来ていないか左右の安全を確認することが大切。また、特に子どもは自分の存在をアピールするため手を上げて渡ろう。「これから横断しますよ」という合図になり、車との意思疎通が図れて安全でスムーズな交通につながるはず。

 通り慣れた道ほど要注意。歩行者も車も全員がルールやマナーを守り、譲り合いをするぐらいの思いやりで、今年も交通安全に努めよう。(笑)

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