御坊市議会議員定数等調査特別委員会(田端卓司委員長)が6日開かれ、住民アンケートの結果について協議した。
アンケート調査は10月17日から11月19日まで、市内の18歳以上2000人に実施。1049人から回答が集まり、「現在の議員定数14人」について「適当」が220人(21・0%)、「多い」が646人(61・6%)、「少ない」が23人(2・2%)だった。そのうち「多い」「少ない」と答えた669人に対する「適当だと思う議員定数」という問いでは「12人」が246人(36・8%)で最も多く、「10人」が245人(36・6%)。「現在の議員報酬月額39万円」については「適当」が222人(21・2%)、「多い」が606人(57・8%)、「少ない」が23人(2・2%)となった。
選択の理由や意見として「議会や議員の活動が見えない」「何をしているのか分からない」という声が多く寄せられていたことについて、全員「重く受け止めなければならない」とした上で、委員から「定数の枠を決めた上で改革について協議すべき」という意見が上がったのに対し、田端委員長が慎重意見。まずは情報発信などの改革や定数について調査研究を進めていきたいとした。