御坊で子ども暗唱大会

 御坊ライオンズクラブ(玉置健之介会長)の日高地方子ども暗唱大会が30日、御坊市民文化会館大ホールで開かれた。小学生22人と10組が、授業で習った詩や自分で選んだ童話の一節など多彩なテーマで暗唱を披露。個人で木戸綾音さん(御坊5年)、群読で藤田6年の3人が優秀賞に選ばれた。木戸さんは2年ぶり3度目。いずれも戦争をテーマとした暗唱で、平和への決意のこもった力強い暗唱に大きな拍手が送られた。 

 木戸さんが今回暗唱したのは「ぼくのこえがきこえますか」。夏休みに戦争に関する本を何冊か読み、その中で一番印象に残った本の一節を覚えた。戦場で撃たれて死んだ若い兵士の魂の家族への声として、「何のために死ぬのか」と強く会場に語りかけた。

 藤田小6年は小池奏空君、林美早季さん、京保春佑君の3人で、「広島から平和への誓い~広島の小学生のスピーチ~」を暗唱。「私たちは大切なものを奪われた被爆者の魂の叫びを受け止め、次の世代や世界中の人たちに伝え続けたい」と力強く暗唱した。アトラクションとしてバイオリニストの古久保有亜さんとピアニストの碇理早さんの演奏もあった。

 そのほかの入賞者、5年・3年連続出場者は次の皆さん。

 【個人】奨励賞=小山悠斗(上南部3年)「お手紙」▽ライオンズ賞=畑間心花(藤田5年)「サトウハチロー~美しく自分を染めてあげてください~」▽審査員特別賞=小山陸斗(上南部6年)「かっぱの雨ごい」

 【群読】奨励賞=松原5年(谷口咲樹、北出結愛、稲葉千紗、杉本姫寿奈)「字のないはがき」▽ライオンズ賞=和佐2・4年(宮本昊季、宮本芽依)「先生、しゅくだいわすれました」▽審査員特別賞=内原6年(柳木京梧、﨑山誠弥、辻村悠利)「安珍・清姫伝説」

 【5年連続出場】青木咲優(松原5年)、岩﨑正悟(清流5年)、木戸綾音(御坊5年)、﨑山誠弥(内原6年)

 【3年連続出場】小山悠斗(上南部3年)、三原愛果(内原3年)、小川笑里(同4年)、宮井茉由(藤田3年)、森口陽仁(松原3年)、稲葉千紗(同5年)、北出結愛(同5年)、杉本姫寿奈(同5年)、谷口咲樹(同5年)、久保結子(清流4年)、中畑朋華(同4年)

写真=群読の部優秀賞の藤田小6年(左から京保君、林さん、小池君)

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