第14回ソフトテニスジュニアジャパンカップ(競技者育成プログラムStep―4)が22日から25日まで宮崎市内で行われ、U―17の部で印南中学校3年生の畑中望来選手のペアが準優勝。高校生の強豪ペアを次々破る大健闘を見せ、後日発表される全国強化選手入りにも期待がかかる。
大会にはStep―3の通過者と各大会上位入賞の推薦枠選手の24組が出場し、トーナメントで熱戦を展開。畑中選手は、山陽女子中(岡山県)3年の松岡琴美選手とペアを組んで出場。初戦は福岡のペアを3―1、2回戦は和歌山信愛高校2年の前本真弥選手=清流中出身=のペアを3―1、3回戦は和歌山と富山の選手のペアを3―2、準決勝は大分と広島のペアに4―3で勝利。決勝では東京の高校生ペアと対戦。前衛の畑中選手が的確にチャンスをものにし3―1まで追い込んだが、攻め方を変えてきた相手ペアに対応できず、3―4と逆転された。高校生中心の強豪相手に大健闘でき「準優勝できてうれしいです」と喜んでいる。
大会では20人の強化選手が選ばれるが、畑中選手は同じく選考大会となる9月のジュニアオリンピックカップでも準優勝しているため、強化選手入りは濃厚。発表は例年1月ごろで、選ばれればU―14の昨年に続き2年連続となる。