注意とチェックで火災予防

 8日は暦の上で冬が始まる立冬。暦通り朝晩の冷え込みが強くなり、同時に空気が乾燥して火災が起きやすい季節に入った。「ひとつずつ いいねで確認 火の用心」。9日から秋の火災予防運動が展開されている。日高地方でも御坊市と日高広域の両消防が、15日までの期間中に啓発や査察を実施。火災の予防へ向けて呼びかけや指導を行っている。

 そんな矢先、日高地方で9、10日に火災が計3件発生。9日は御坊市塩屋町北塩屋の休耕田で枯れ草約110平方㍍、10日は印南町古井の山林で雑草約200平方㍍が焼け、いずれも野焼きの火が燃え広がったとみられている。10日は朝からの取材を終えて、スーパーでの買い物途中に現場へ向かい、鎮圧を確認して家に帰ったところ、すぐに御坊市湯川町財部の店舗駐車場で車1台が全焼。けが人がなかったことは幸いだった。

 このほど消防庁が公表した2018年の火災状況によると、昨年の総出火件数は3万7981件で、前年比1392件の減少。主な種別でみると、建物2万764件、林野1363件、車両3660件、船舶69件、航空機1件、その他1万2124件だった。犠牲者は1427人で、住宅火災による死者(放火自殺者らを除く)は946人。逃げ遅れで519人、着衣着火で48人、出火後再進入で18人が犠牲になり、65歳以上の高齢者が7割以上を占めている。

 建物をはじめ、林野や車両、雑草…いずれも火災は予防できるはず。日ごろから防火意識を高く持ち、注意とチェックを怠らないようにしよう。記事を通して気にしてもらえれば幸いで、望まれなくても紙面を通じ、しつこく啓発していきたいと思う。(笑)

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