宮井紀行が17日に御坊でライブ

 美浜町出身のシンガーソングライター宮井紀行さん(42)が17日、御坊市民文化会館大ホールで単独ライブ(午後5時開演)を行う。活動拠点とする鹿児島以外では初の大ホールライブで、幼なじみら地元の支援者でつくる実行委員会が主催。900席のチケットも残りわずかとなり、1年前から準備に奔走してきた委員長の田渕大吾さん(42)、森口真澄さん(42)の同級生2人に話を聞いた。

 宮井さんと田渕さん、森口さんは松原小学校、松洋中学校の同級生。高校は3人ともバラバラになったが、宮井さんが鹿児島の大学時代に結成した「なまず」がストリートからブレイク、メジャーデビューを果たすと、田渕さんは全国各地のライブに駆けつけ、応援を続けてきた。

 森口さんは東京の大学に通っていたころ、なまずのライブに出かけた。メジャーのなまずの宮井さんは現在と違い、うたうことはほとんどなく、「正直、あんまり響かなかった」が、6、7年前、宮井さんのライブを美浜町の喫茶みはるで見た際、衝撃を受けたという。

 宮井さんはなまず解散後、鹿児島に戻ってソロで再スタートを切り、毎年秋にワンマンライブを開催。昨年は2000人を動員、来年1月26日には5000人収容の鹿児島アリーナ単独ライブも決まるなど勢いにのるが、ほとんど活動してこなかった和歌山では「無名に近い」というのは本人も認めるところ。田渕さんらは「メジャー再デビューを目指すなら地元を盛り上げないと」と、御坊市民文化会館のライブを提案。宮井さんは「大ホールはちょっと…」と渋っていたが、地元支援者に背中を押され、今回のライブを決意した。

 今年の全国ツアーは御坊がファイナルとなり、これまで美浜町や日高川町、有田川町、田辺市、串本町など県内各地でライブを開催。田渕さんらは各会場で御坊のチケットを手売りしながら、10月に入ってようやく本格的に動き始めた。

 17日はバックバンドを引き連れ、母校松洋中の吹奏楽部のメンバーや高校生おんぱく部の日高高校生らともステージで共演。最新シングル「焼酎フィーバー」では、鹿児島県酒造組合関係者によるダンスパフォーマンス(和歌山バージョン)も披露される。

 田渕さんと森口さんは「歌もいいけど、鉄板のお母ちゃんネタなどトークも最高に面白く、とにかく熱いのりちゃんのステージ。まだ知らないという方にはぜひ一度生で聴いてほしいし、常連の人も感動の夜になると思います」と話している。

 チケットは前売り3000円、当日3500円。問い合わせは実行委員会の田渕さん(ぬくもり建築工房吾建築内)℡0738―20―5160。

写真=実行委員長の森口さん㊧と田渕さん

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